不倫による慰謝料請求

最近、テレビや雑誌などで不倫に関する話題を目にする機会が多いですが、不倫は被害者側に相当な精神的ダメージを与えるだけでなく、夫婦の婚姻関係に影響を及ぼす繊細かつ深刻な問題です。一般的に、配偶者から不倫された際、被害者側が望むことは不倫の代償として慰謝料を請求することです。

しかしながら、慰謝料の請求には一定の条件があり、条件を満たしていないと慰謝料は請求できません。では、慰謝料を請求できる条件とはいったい何でしょうか?慰謝料を請求できる条件には判断が難しい曖昧な部分もありますが、基本的には以下の2点が重要な判断材料になります。

それは不倫相手に故意、過失があること、そして、不貞行為により権利の侵害を受けたことです。例えば、既婚者と知りながら不貞行為をした場合、不倫相手に故意、過失があったことと見なされます。或いは、不倫相手と不貞行為をしたことにより、それまで円満だった夫婦関係が破綻した場合は、不貞行為により権利が侵害されたことと見なされるのです。

例示した中で共通していたのが不貞行為です。慰謝料を請求する場合、この不貞行為が行われたことが大前提となります。一部の判例においては、不貞行為なしで慰謝料請求が認められたこともありましたが、これは非常に稀なケースと考えてよいでしょう。

これから慰謝料を請求しようとお考えの方は、不貞行為があったかどうかを基準とし、さらに上記2点を満たしているか確認した上で判断するとよいでしょう。

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